「おたんじょうびおめでとう」「ハッピーバースデー」
あなたはどちらをよく使いますか?
日本語だと思い込んでしまうほど、
小さいころから親しみのある英語の「バースデー」
‘birth’「生まれる、生まれた」、’day’「日」、
とってもシンプルで分かりやすいですね。
私達の使う、日本語はどうなっているんでしょうか?
「誕 生 日」の「誕」って…!?意外な事実
あまりに身近すぎてその言葉の意味なんて考えること、ありませんよね。
「生まれた日」は分かるけど、「たん」って、「誕」って何!?
ちょっと複雑な字だけど、とってもおめでたい時に使う字かな~
って思いがちですよね。
でも実は…
「誕」の意味は
①「いつわる」
ア:「本心や真実を隠して,それと違うことを言う」、「嘘をつく」
イ:「だます」
②「いつわり」、「嘘」、「でたらめ」(例:荒誕)
③「大きい」、「広い」
④「正しくない」
⑤「自分のしたいようにするさま」(例:誕放)
⑥「さて」、「ここに」(「言い始め」の助字)
⑦「生まれる」(例:誕生)
⑧「育てる」
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「誕」には、生まれるという意味もあるようですが、
多くの辞典では「いつわり、嘘をいう」という意味が先に示されています。
このいつわりは、「苦しいこと悲しいこと」を意味しています。
「生きていくといことは、苦しい、悲しいこと」なのです。
この世に生を受けるとうこと、つまりいつわりの生まれる日なのです。驚きですよね!
「人生は、苦しいこと、悲しいことがあるのは当たり前、
だったら何が起きても悲観的にならずに、前向きに生きていこう」
という人生へのエールが込められている、とも言われています。
とっても深い意味があったんですね。
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「誕生日おめでとう」他言語ではどう表現するの?
¡Feliz cumpleaños! たくさんの国で使われるスペイン語
「フェリス クンプレアニョス」
Feliz「幸せ、嬉しい」cumple「満~歳になる」años「歳」という言葉からできています
歳を重ねられたことを、喜ぶ気持ちで誕生日をむかえているのでしょうか?
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Bon anniversaire! 意外と話者が多いフランス語
「ボナニヴェルセール」
anniversaire,ととってもよく似たつづりで「アニバーサリー」がありますよね。
日本でも「記念日」としてよく使われている言葉ですね。
フランス語では「私の記念日」=「誕生日」、なんだか素敵ですね。
みんな、どんな記念日を過ごしているんでしょうか?
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Selamat hari ulang tahun 同じアジア・島国のインドネシア語では?
「スラマッ・ハリ・ウラン・タフン」
「おめでとう、日、繰り返す、歳」という言葉でお祝いします。
「Selamat」は、日々のあいさつの中でもたくさん登場します。
アラビア語の「サラーム」(平安)から来ているそうです。
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日本と同じアジアの国家インドネシア、文化や価値観はやはり違ってきますね。
それでも「感謝」という感覚は共通しているような気がします。
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言語によって誕生日のとらえ方、環境によっては誕生日をむかえられることが「奇跡」だったり。
ちょっと他の国をのぞいてみるだけで、
いろんな誕生日のあり方を知ることができそうですよね。
大切な人の誕生日、あなたの誕生日、
この一日はあなたにとってどんな日ですか?