もし、お誕生日にホワイトハウスからお祝いカードが届いたら?
日本の首相官邸から個人へ、バースデイカードが贈られた話はありませんが、アメリカでは、国民がホワイトハウスへ申請すれば、個人の誕生日や結婚のお祝いカードなどが届くことがあります。
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ホワイトハウス、オバマ大統領
さて、2015年9月、ウタ州のジョーダンに住むショステッド夫婦の元に、息子ベンジャミンくん(下)宛にお誕生日カードがサプライズで届きました。
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ベンジャミンくん
送り主は、なんと!ホワイトハウス。直筆のオバマ大統領とミッシェル夫人のサイン入り。それは、正式なお誕生日カードだったのです。
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実際のカード
しかし、そのメッセージには、もっと驚くべき内容が!
「 “Happy 101st Birthday!”」
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実際のカード
101歳?!うちの子、まだ産まれたばかりよ。っとビックリの両親。
さては、ホワイトハウスの大勘違い?!
メッセージは、こう締めくくられていました。
「あなたはアメリカの歴史に、なくてはならない存在として、共に働き、我が国がベストを尽くす場に立ち会ってきたことを称します。」
これには、両親も思わず大受け。さて、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」という、ハリウッド映画をご存知でしょうか?ブラット・ピッド演じる主人公のベンジャミンは、80歳で生まれたおじいちゃん。しかし、なぜか年々、若返るという映画で、日本でも2009年に公開されました。
そのベンジャミンの最後の言葉がこれです。「ひとつわかったことがあるんだ。年を取っても、若返っても、そこに大きな違いはないんだ。大切なのは、自分でできるベストを尽くすことだ。」
如何でしたか?101歳の誕生日カードは、ホワイトハウスの粋な計らいだったのでしょうか?各紙、真相の行方で賑わっていますが、未だホワイトハウスのみぞ知る、だそうです。Merry birthday!
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