「僕が買ってあげるよ、57歳の誕生日に」8歳の男の子がお父さんに約束をした物語です。
子どものころのお母さんやお父さんとした約束、覚えていますか?
自分にしてもらった約束なら楽しみに覚えていたり、守らないといけない約束は忘れてしまったり…。
父が知らない約束
お父さんはいつものように息子マイクさんに夢を語っていました。
マイクさんが8歳になったある日のこと。
「57年式のベルエアをもつのが夢だった。でも7人兄弟の貧しい家庭で育ってきたし、叶うはずないけどな…」そうは言いながらもいつもベルエアの話を楽しそうにしていた。幼いながらに、だからこそ純粋に「お父さんの夢を叶えてあげたい!」そう思ったのでしょうか。
「じゃあ父さんの57歳の誕生日に、57年式のベルエアを僕が買ってあげる!」
お金や年月の感覚なんてまだまだないはず。まさか、実現するなんて思ってもみません。親としては、その気持ちや言葉だけで十分ですよね。
約束から数十年後、父57歳の誕生日
マイクさんはなんと2年前に57年式のベルエアを購入し、ガレージであたためておいたのです。
誕生日当日、ゲームボードが壊れて?…サプライズのはじまりです!ボードの修理を熱心にするお父さん。ガレージが開きベルエアがお目見えしても、全く気付く気配なし☆
リンク元:https://www.youtube.com/
マイクさんの妹が「ガレージのアレを使ったらいいんじゃない?」と声をかける。
やっと、ガレージに目をやるお父さん、ベルエアとご対面!夢に見た車を目の前にして、真っ先に向かったのは…
ベルエアを見て一瞬にして、顔が崩れるお父さん。どれだけベルエアを夢みてきたかが分かります。それなのに、そんなベルエアには触れずマイクさんを抱きしめるお父さん。
息子からもらったもの
ベルエアを手にしたことよりも「約束」として覚えていてくれたこと、約束を果たせる大人に成長してくれたこと、そんな息子の父親であること、彼への愛おしさ…言葉にならない想いが、次から次にあふれてきたのではないでしょうか。
数十年の約束は、8歳のときに始まり、青春時代を過ごし、社会人になり、家庭をもち、現在は2児のパパに。マイクさんも家族から、子どもからたくさんの喜びをもらっている。この約束からは、そんな日々がみえてきそうですね♪
メイン画像リンク元:https://www.youtube.com/