娘の誕生日に自分の声でお祝いを…。障がいを持つママの物語を描いた動画が話題に
誕生日にお祝いの席で言う言葉は『お誕生日おめでとう!』が定番。
もしも、大切な人へお祝いの言葉を自分の声で伝えることができなかったら…あなたはどうしますか?
今、あるママのYoutube動画が『感動的!』と絶賛されています。
言語障がいを持つママが自らの夢を、娘の誕生日にかなえた物語。当たり前のことが当たり前にできない…そんな状況の中、ママはどんな方法で夢を叶えたのでしょうか。
静かだった家にママの声が響いた…最高の誕生日に、喜びと幸せで涙がとまらない!
物語の主人公は、キム・ウンジュさん。
1人の息子と2人の娘をもつお母さん。彼女は言語に障がいがあり、子供たちと言葉を使って会話をしたことがありませんでした。
子供に本も読んであげられない。おしゃべりのできない食卓はいつも静か…。ウンジュさんは、母親として当たり前のことができないことを『いつも申し訳なく思っていました』と話します。そんなウンジュさんが、子供たちに少しでも楽しい思い出を作ってあげたいと願った夢がありました。それは…
『もし、一度でも声を出すことができたなら、娘に『誕生日の歌』を歌ってあげたい』
息子や娘の誕生日はいつも静か。ウンジュさんは『自分の声で、娘に誕生日おめでとうと伝えたいんです』と涙ぐんで語りました。そんなウンジュさんの願いは、生命保険会社AIA Lifeに届いたのです。
会社に所属する学者チームは、ウンジュさんの夢をかなえるためのプロジェクトをスタートしました。手話をカメラで読み取り、音声に変換する特別な機械の開発に成功。しかし、ウンジュさんと似た声帯を持つ人の声がどうしても足りないという問題が発生しました。
そこで、問題を解決するために会社は『声の寄付』をよびかける活動を実施。すると、ウンジュさんの願いに共感した世界中の人たちがたくさんの声を寄付したのです。その数は、ネットを通じて1ヶ月で1万人以上!そしていよいよ2015年10月23日、11歳になる娘の誕生日当日…。
子供たちが集まる席で照明を少し暗くすると、機械をセットしてゆっくりと手話で歌いはじめるウンジュさん。なんと、機械からは手話にあわせてウンジュさんの歌声が…!
いつも静かだった誕生日…でも今年の誕生日は違いました。自分の誕生日にはじめて聴くママの声。娘さんの目からは涙が…。息子と、もうひとりの娘さんも涙がとまりません。
もちろん、泣いていたのはウンジュさんも同じ。感動であふれてくる涙、涙、涙…。けれど心は幸せでいっぱい!この日は娘さんとウンジュさん、そしてウンジュさんの家族にとって一生忘れられない素敵な記念日になりました。
動画はこちら。ママの願いが叶うまでの、素敵な道のりをぜひ確かめてみてください。
力をあわせれば想いは届く!みんなで協力して誕生日に最高のお祝いの気持ちを伝えよう!
いかがでしたか?ウンジュさんの願いをかなえるためには、生命保険会社やウンジュさんの想いに共感した世界中の人たちの協力が欠かせませんでした。みんなが手をとりあえば、最高のプレゼントを贈ることができるんです。
あなたの周囲にも『誕生日になにかお祝いを贈りたい…でも、1人じゃ実現は難しそう…』と、ウンジュさんのように悩んでいる人はいるかもしれません。もしそんな人がいたなら、そしてあなた自身がそんな悩みを抱えていたなら…声をかけあってみませんか?
ひとりでは実現が難しいプレゼントも力をあわせれば実現可能に!あなたもみんなと手をとりあって、大きな感動を誕生日にプレゼントしてみましょう!
メイン画像リンク元:https://www.youtube.com/