以前にアメリカやカナだでは、16歳の誕生日を盛大にお祝いする『sweet 16』を紹介しましたが、世界には盛大にお祝いをする年齢が地域で違ったり、お祝いの内容も違ったりと、とっても興味深いんです!
リンク元:THOUGHTFULLY simple
北米でメジャーな16歳のお祝いは、16歳になると結婚ができる、16歳から車の免許がとれる、ということがそのワケなのだとか。生まれ育った環境から離れていくことを、大人として認めているということでしょうか。
結婚する年齢は大幅に上がり、女の子のお祝いだったものも、男女ともにイベント的に楽しんでいるようです。
さらにアメリカでは21歳の誕生日も、盛大にお祝いをします。
その理由は意外や意外、アメリカでは飲酒がみとめられるのは21歳の誕生日を過ぎてからなんです。
21歳になるまでは、飲酒への取り締まりがかなり厳しいんだそうです。映画やドラマで若いころから飲酒をしてそうなイメージがありますがIDカード提示が徹底されたアメリカでは、21歳のハードルはとても高いようです。
アメリカでの21歳のお祝いも以前に紹介したので、そちらもぜひご覧ください。
「アメリカ、成人のお祝いが面白すぎる!かわいい(!?)バービーの誕生日ケーキで大人のメッセージを♡」
21歳の誕生日へのカウントダウンは、とても切実なものなんです。
イギリスでも21歳を、盛大にお祝いします。
1969年までは21歳になると選挙権を与えられていたことから、大きな節目と考えられていたそうです。そのことから21歳になると、親から子へ家の鍵を贈るというのが風習として根付いていたそうで、現在もその名残で鍵の形をしたアクセサリーやメッセージカードが贈られるようです。
20歳の記念に、お母さんやお父さんからアクセサリーをプレゼントしてもらえるなんて、なんだかちょっとおしゃれですね。
一生大事にしたい宝物になりますよね。
イギリスの影響を受けた、ニュージランドでも21歳の誕生日に鍵を贈る風習があります。
でもなぜか、鍵が巨大化!
ニュージーランド周辺の島国伝統の模様を取り入れた、オブジェとして21歳の誕生日贈られています。
そしてニュージーランドでは、お祝いのビールも巨大化!!
『yard glass』と呼ばれる大きなグラスで一気飲みをしようとするそうですが、実際には時間をかけて楽しむ人もたくさんいるようです。面白いアイデアですが、決して無理なマネはやめましょう。
みんなで記念すべき1杯を分かち合うのもいいですね。
孫の21歳の誕生日、おばあちゃんも頑張ります!
21歳を成人としている国は多いようですね。日本の成人式とちがって、一人一人の誕生日ごとに盛大なパーティーを開いてお祝いします。
ちなみに日本が1月に一斉に成人をお祝いするのは、戦後間もないころまでは1月1日にみんな一斉に歳をとると考えられていたからです。
詳しくはこちらからチェックしてください。
「あなたは知っていますか?日本の誕生日の歴史と驚きの事実」
地域ごとに誕生日文化があって、おもしろいですね。他の国の文化を取り入れながら、自分の生まれた国の文化も大切にしていきたいですね。