このお話は、おばあちゃん、お父さん、僕の BIRTHDAYS STORY。
僕の父は先日癌にかかり入院しました。
それがきっかけかはわかりませんが、父の母、僕から見るとおばあちゃんが9月24日で79歳になるので、「誕生日サプライズをしよう」と僕に言ってきました。
僕はそれはすごくいいと思い、父がどういうサプライズをするのだろうと楽しみに思っていました。
しかし、父から何も知らされずに、僕がこの誕生日サプライズのプロデューサーに勝手にされていたことを知りました。
はじめは本当に「はい??」って感じで、それを聞いた時はじめは断りたかったです。
というのも、僕は父が母にこういう事を自分で計画して自分で実行しているのを見てみたかったからです。
でも、この話を聞いたのがおばあちゃんの誕生日間近で、僕が断ったらこの話は無くなりそうだったというのもあって、断らずにやろうと決めました。
誕生日までの時間がもうなかったので、BIRTHDAYSの担当の方と企画をすることにしました。
そこで色んな面白いことを聞いて、その中の1つの「ピクトケーキ」という写真をケーキにできるものと、写真をおばあちゃんの孫たちを集めて「一緒に誕生日に渡そう!」ってということに決まりました。
http://www.pictcake.jp/product/46/pict-cake
しかし、急に決まったのもあって、他のみんなは予定があり、当日は僕の家族だけでやることになりました。
当日、おばあちゃんとご飯を一緒に食べに行き、そのまま家に帰って、そこでピクトケーキと写真をおばあちゃんにプレゼントしました。
その時おばあちゃんは本当に嬉しかったのか自分から誕生日の歌を歌いはじめて「すごくうれしい!」と言ってくれて「本当にやってよかったな」とその時思いました。
実際やってみたら考えるのが面白くて、おばあちゃんを祝福できたし、自分もいい経験ができて一石二鳥で本当にやってよかったと思いました。
父がこういう企画をして、サプライズするのを誰かにしているというのを見たことなかったので正直驚きました。
父が病気にかかり生まれた時から面倒を見てくれたおばあちゃんに、感謝の気持ちが入院して大きくなったからお祝いしたいと思ったのかな?と僕は思いました。
BIRTHDAYS!!
今回のBIRTHDAYS企画は、親子三代での誕生日だったのですが、実は前日にお父さんが急に倒れ、緊急入院することになりました。
そのような状況もあり、私たちは今回の誕生日企画を延期したほうがいいのか迷っていました。
しかし、息子さんはお父さんの思いを受け継いだからこそ、迷わず「お祝いしたい!」と決めたのでした。
お父さんは今まで、おばあさんの誕生日をお祝いしたことはあまりなかったようなのですが、今回病気になったことで、おばあさんの大切さ、偉大さに気づくことができたそうです。
おばあさんと過ごせる誕生日は、年を重ねるごとに少なくなっているため、残された誕生日を思い出に残る大切な日にしていきたい。そして、来年、再来年にもつながるような誕生日にしたいと伝えてくれました。
ずっと家族が「つながる」。
そんな思いがあったからこそ、今回のおばあさんのお誕生日は息子さんに企画をお任せしたのかもしれません。
みなさんのBIRTHDAY STORYがあれば是非お聞かせください!