大切な人の誕生日を特別なものにしたい!!喜んでもらいたい!!
そんな人の優しい気持ちを叶えるのがBIRTHDAYSプロデュース企画。
第2弾は、
癌宣告を受け最近元気のないお義父さんに「病気のことを忘れて思いっきり笑ってほしい!」その思いをカタチにしました。
STORY #02 応募内容
夫と息子にめぐり会えたのは、お義父さんとお義母さんのおかげだから、すごく感謝している。だから感謝を伝えたいんです。
もう一つの理由は、父は癌の宣告を受けて、さらに網膜剥離、ヘルニア、愛犬の死、いろんなことが重なってしまいました。家族の前では病気の話はしたくないみたいで、聞いても教えてくれないし、病気の話はしない雰囲気が家族の中に・・・だからどのくらい重いのかもわからない。何事もなく元気に過ごしているけど、本当は辛いんだと思う。だから「もっと一緒にいたい!もっと会いたい!」気持ちを伝えたいです。
手島ひとみさん
サプライズの様子を是非ご覧ください!
ギターが大好きなお義父さんへ、ゼロから弾き語りに挑戦!!
「お義父さんはギターが大好きなので、むかし買ってはみたんですけど・・・。」
そこでひとみさんが決意したのは、大好きなお孫さんも一緒に、家族みんなで歌を贈るサプライズパーティを開くこと。伴奏はもちろん、ひとみさん。お義父さんに想いを伝えるために、一度あきらめたギターに挑戦します。
誕生日は3週間後。ゼロからの挑戦、
家事や2人のお子さんの育児もあるなか、初めての弾き語りを3週間でマスターするという非常にきびしい条件。 さっそくギター講師とのレッスンを開始。ギターの持ち方、コードの説明、すべてゼロからのスタートでした。
「少し弾けるようになった!」「失敗するわけにいかない・・・」
マメだらけの手をさすりながら練習に励む姿、見守るご主人と2人のお子さん。優しくて強い、そんなパワーが漂っていました。
みんなで、パーティ会場をあたたかく演出♪
いよいよ誕生日前日。想いをこめた手料理を徹夜で準備。
子どもたちは飾りつけをお手伝い。おめかしもきまって、いつもより少し凛々しい表情の2人。
ちゃんと弾けるのか、想いは届くのか、様々な不安があったはず。しかしひとみさんは「今日までの自分の努力を信じる!」と、笑顔がキラキラ輝いていました。
「私たちは6人の最強ファミリー!」
誕生日当日、義父さんとお義母さんが到着!! 扉を開けた瞬間・・・
「うわー!なにこれ!」サプライズ第一弾は成功☆
「びっくり!」「懐かしい」さまざまな想いのなか、パーティーがスタート!
と、そこへ第二のサプライズが届く。
箱を明けると、お義父さんとお義母さんにそっくりの似顔絵ケーキが!
コーヒーが大好きなお二人へ、特別な豆のプレゼント。
「ん~、おいしい!」「ほんとおいしいわね」
そこへひとみさんから、「もう一つプレゼントがあるの」
奇跡が生まれる、思いがカタチになる瞬間
「緊張するな〜」少し震えているひとみさんの手。演奏がはじまると・・・
リハーサルの時はぐずっていた下の子が、一人できちんと座り、ひとみさんにつづいて歌い始めました。ひとみさんとご主人の表情がほぐれ、ひとみさんの奏でるメロディとみんなの歌声がひとつになり、お義父さんに語りかけます。
人前では絶対に泣かないお義父さん、涙をこらえます。「心配かけたくない」というご両親の想いと「一緒に支えていきたい」それぞれの想いが呼応するように、家族6人のハーモニーが手島家をつつみこみました。
初めて、おやじに贈る手紙
最後にお義父さんとお義母さんへ、ひとみさんとご主人から手紙が贈られました。
手紙を読み終えた息子さんに、手を差し出すお父さん。
「みんなの思いが伝わったのかな」そう思わせてくれる笑顔でした。
ひとみさんが起こした奇跡は、みんなの愛がめぐりめぐって、つながりあって生まれたものだと感じました。
「6人の最強ファミリー」の誕生です!お義父さん、手島家のみなさん、おめでとうございます。